「できる」の基準は人によって違う~完璧じゃなくても「できる」と言っていい理由~

考えごと

「まだまだできていません。」

そう思っているのに、周りからは
「十分できているよ」と言われたことはありませんか?

反対に
自分ではできているつもりでも
相手からは「まだできていない」と言われることもあります。

 

実は、「できる」の基準は人によって大きく違います。 

 

この記事では
「できる」と感じる基準の違いと
すれ違いが起きる理由についてお伝えします。

 

「できる」の基準は人によって違う

経験の違い

同じ作業でも
経験がある人と
初めての人では「 できる」の基準がまったく違います。

 

経験がある人は「これくらい普通」と思う。
初めての人は「これだけでも大変」と感じる。

 

この差が、すれ違いの原因になります。

 

求めるレベルの違い

人によって
「できた」と判断するレベルは違います。

  • 80%できたら「できた」と思う人
  • 100%できないと「できた」と言えない人

この違いが、評価のズレを生みます。

 

完璧を求める人ほど「できない」と感じやすい

完璧主義の人は、
「できた」と言える基準がとても高い傾向があります。

周りから見れば十分できていても
本人は「まだまだ」と感じてしまう。

 

「できる」の基準が違うことで起きるすれ違い

職場でのすれ違い

上司は「できている」と評価しているのに
本人は「まだまだです」と思っている。

 

逆に
本人は「できた」と思っていても
上司からは「まだ改善できる」と言われることもあります。

 

子育てでのすれ違い

親は「もっとできるはず」と思う。
子どもは「これでできている」と思う。

このズレが、親子のストレスにつながることがあります。

 

学校でのすれ違い

先生は「よくできていますよ」と言う。
本人は「全然できていない」と感じる。

評価と自己認識が一致しないことはよくあります。

 

私が感じた「できる」の定義

私は法律事務員として働いていた頃
「できる」とは完璧にこなせることではなく
“少しずつ任せてもらえること” なのだと感じるようになりました。

 

少しずつ任せてもらう中で気づいたこと

法律事務所では
裁判所から依頼を受ける複雑な手続きを担当することがあります。

 

その仕事は弁護士だけでなく
事務員も一緒になって進めていきます。

私も何十件も担当しましたが
毎回「これ、本当に難しいな」と思いながら仕事をしていました。

 

専門用語を使わずに言うと
“時間も手間もかかる複雑な仕事を、事務員も一緒に支える”
そんなイメージです。

 

少しずつ任せてもらえることが「できる」の証拠だった

裁判所は、いきなり難しい事件を任せるわけではありません。

 

一つ経験を積めば、その次は少しだけ難しい案件。
また一つ経験を積めば、その次の案件へ。

 

そしてその積み重ねの先に
より大きな事件が任されるようになります。

当時の私は、
「まだできない」「もっとできるようにならないと」
とばかり思っていました。

 

でも振り返ってみると
少しずつ難しい仕事を任せてもらえていたということは
“できるようになってきた”  と評価されていた証拠だったのです。

完璧じゃなくても
昨日より少し成長し
次の一歩を任せてもらえることも「できる」の一つ。

私はそう感じています。

 

「できる」は人と比べるものではない

「できる」という言葉は
本来、人と比べるためのものではありません。

 

昨日の自分より一歩前に進めたなら
それも『できた』の一つです。

 

誰かの基準ではなく
自分のペースで積み重ねた一歩を認めてあげることが大切です。

 

最後に

「できる」の基準は、人それぞれ違います。

だからこそ
自分を誰かの基準だけで評価する必要はありません。

 

あなた自身が積み重ねてきた一歩も
立派な「できる」の一つです。

 

私自身、「できる」という言葉の意味について
考えさせられた出来事があります。

完璧を目指さなくても
「できた」と言っていい。

そう感じた経験を、以前
「できる!の定義は人によってこんなに違う」 という記事に書いています。

よければ、こちらも読んでみてください。

👉 できる!の定義は、人によってこんなに違う〜完璧じゃなくても“できる”と言っていい〜 | hanapoteのひだまり

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