人に頼るのが苦手な人へ|「迷惑をかけたくない」が自分を苦しくする理由

考えごと

人に頼るのが苦手で、何でも一人で抱え込んでしまう人へ。

「迷惑をかけたくない」という思いが自分を苦しくする理由と
人に頼ることで時間と心に余裕が生まれた私自身の体験をまとめました。

人に頼るのが苦手だった私

昔の私は、断ることが苦手でした。

相手が困っているなら助けなきゃ。
せっかく頼ってくれたんだから応えなきゃ。

そう思って
自分の気持ちや時間を後回しにしていました。

もともと人見知りだったこともあり
「人見知りだから断れなかった」 という理由もありました。

👉 関連記事:人見知りは治る?人と話すのが苦手な原因と少しずつ変わるための考え方

「頼まれたらやる」が自分の時間を奪っていた

その頃は
仕事でも「頼まれたらやる」が当たり前でした。

定時を過ぎてから仕事を頼まれると、

「やってから帰らなくちゃ」

と思っていたのです。

でも、どうしても定時で帰らなければならない日がありました。

そこで、
「これは急ぎですか? 今日やったほうがいい案件ですか?」
と確認してみると、

「明日でいいよ!忘れそうだから今言っただけ」
と言われました。

……なんや。 今日やらんでええんや。

それまで私は、

「頼まれた=今すぐやらなければならない」と思い込んでいた

のかもしれません。

👉 関連記事:ありがた迷惑とは?|良かれと思った行動が相手を苦しめる理由

一人で抱え込まなくても仕事は回ると気づいた瞬間

子どもの部活動の保護者会でも同じでした。

強豪チームだったこともあり
「会長だからやって」
という仕事がどんどん増えていきました。

クマのキーホルダー一つでも

  • フォーム作成
  • 連絡
  • 集計
  • 発注
  • 配布
  • 会計処理

全部が私に回ってくる。

……いや、待って。 クマのキーホルダー買うだけやんな?(笑)

下の子の部活はまったく違いました。
「できる人が、できることをやればいい」
そんな柔らかい空気。

同じキーホルダーでも、

  • 私がフォームを作る
  • 別の人が連絡する
  • 別の人が集計して発注する
  • さらに別の人が集金と支払いをする

私はフォームを作っただけ。

それで全部終わりました。
誰も無理をしていません。

この経験で初めて
一人で全部やらなくても、ちゃんと物事は進むんだ
と実感しました。

人に頼るようになって変わったこと

人に頼ることを覚えて、一番変わったのは
「自分の時間を削ってまで全部やらなくてもいい」
と思えるようになったことです。

一人で何でもやろうとすると
必ずどこかにしわ寄せがきます。

仕事で残業すれば帰宅が遅くなる。
夕食、子どもとの時間、自分の睡眠。
全部が少しずつ削られていきます。

それが続くと
家の中までギスギスしてしまいました。

人に頼ると、一人ではできないことまでできる

一人で60しかできなくても
誰かと一緒なら90までできることがある。

👉 関連記事:「できる」の基準は人によって違う|自分の得意・不得意を見つけるヒント

社会にはいろいろな人がいて、得意も苦手も違う。
だから、全部を一人で抱える必要はありません。

頼るのが苦手でも、いきなりNOと言わなくていい

私は今でも「バシッ!」と断るのが得意ではありません。

だから、

「ん〜…ちょっと違うかな」
「違和感があるねんなぁ」
「ほかに誰か手伝ってくれる人いないかなぁ」

そんな曖昧な言い方をすることもあります。

頼ることは
相手に「やって」と押しつけることではありません。

相手が「できる」「できない」を選べるようにしておく。

それも、人に頼るときの大切な配慮です。

昔の自分に声をかけるなら

「あなたが全部しなくたって、世の中はちゃんと回るよ」

そう言いたいです。

上の子の部活で荷物をお願いしたときも
「いいよ」
と、あっさり言ってくれました。

……なんや。 頼んだら、やってくれるやん。

今ではその人たちと数か月に一度飲みに行く仲です。

最後に

人に頼ることは弱さではありません。

自分の時間を守ることでもあり
相手の力を借りることでもあり
一人ではできないことを
みんなでできるようにすることでもあります。

全部を一人で背負わなくてもいい。

あなたができることを少し。
誰かができることを少し。

それを合わせれば
思っている以上のことができるかもしれません。

「迷惑をかけたくない」と思っているあなたへ。

たまには少しだけ顔をあげて
周りを見てみてください。

あなたと一緒にやってくれる人が
案外すぐそばにいるかもしれません。

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