最近、家事の合間や移動中に、 Audible(オーディブル)をよく使うようになった。
目が疲れないし
手も空くし
ちょっとした待ち時間も “自分の時間” に変わる。
家の中でバタバタしていても
耳だけはふっと落ち着けるのがありがたい。
そんな「安心の時間」を大切にしているからこそ
家族を送り出すときの一言にも
自然と気持ちがこもるのかもしれない。
「気をつけてね」は、そっと背中を押す“安全スイッチ”
人って、直前に聞いた言葉にけっこう影響される。
心理学では プライミング効果 と呼ばれていて、
「気をつけてね」と言われると
その言葉がふわっと頭に残って
無意識のうちに慎重になる。
- 横断歩道でちょっと立ち止まる
- 自転車のスピードをゆるめる
- ちょっと遠回りだけど、青信号を渡る
そんな小さな行動が
実は大きな事故を防いでくれる。
つまり「気をつけてね」は
家族の安全をそっと守る魔法の言葉。
「行ってらっしゃい」は、心を落ち着かせる“安心の合図”
「行ってらっしゃい」と言われると
人の心は“セキュア・ベース(心理的安全基地)”に触れる。
「自分は見守られている」
「帰る場所がある」
そんな感覚が
外での緊張をやわらげてくれる。
なんかね
心にふわっとクッションが入る感じ。
私はこれを勝手に
“心のエアバッグ” と呼んでいる。
忙しい朝でも、深呼吸してから伝えたい
朝って、本当にバタバタする。
お弁当、洗濯、ゴミ出し・・・
そして自分の用意。
時間との戦い。
それなのに、今日〆切のプリントを出してきたりする、
本来なら
相手の目を見て、一呼吸おいてから優しく言えれば一番いい。
でも、現実はそううまくいかない日もある。
心の中では
朝からダラダラと時間をすぎても出発しない息子に
「早く行け〜っ!」とイライラしている日だってある。
でも、そこはグッとこらえる。
ボソッと低い声で
「行ってくるわ」
とだけ言って部屋を出ていく彼の背中に向けて
私はワントーン上げた声で
「気をつけてね!いってらっしゃい!」
と送り出す。
本当はイライラしてても
その一言だけは丁寧に言いたい。
子どもが小さくて
まだ私の周りを走り回ってくれていた頃は
ちょっと目を離すとすぐにケガをしてしまう。
夜、ようやく布団に潜り込んだとき
「今日も家族全員、大したケガもなく無事に過ごせたな」
と、ホッとしたものだ。
子どもたちが大きくなって
自分たちの世界で過ごすようになると
今度は
「無事に帰ってきてくれた」ことにホッとする。
その毎日が
普通であってほしい。
当たり前であってほしい。
そんな想いは、いつか子どもたちに伝わるのだろうか。
きっと
彼らが大切な人を見つけたとき
私の想いがバトンみたいにつながっていくのかな。
言葉は、見えない安全装置
「気をつけてね!行ってらっしゃい!!」
これはただの挨拶じゃなくて
家族の心を包む小さな安全装置。
今日もその言葉を
ちょっとだけ丁寧に
やさしく伝えてみよう。
きっと、あなたの声が誰かのお守りになる。
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日常のいろんな場面につながっている。
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