「メガネがない」~まずは自分を疑うことから~

冷蔵庫の中に、なぜか眼鏡がぽつんと置かれている状況 暮らしと人間

大人になると
何かトラブルが起きたとき
つい“うがった見方”をしてしまうことがある。

でも実際は
自分の“うっかり”が原因のことも多い。

そんなことを思い出した出来事があった。

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メガネが消えた日のこと

メガネケースはいつもの場所にある。
でも、中身が空っぽだった。

「あれ、メガネどこいったんやろ…」

取り敢えず
子どもに声をかけてみた。

「メガネ、知らん?」

返ってきたのは
「知らんわぁ〜」という
高校生男子特有の“軽い呆れ”が混ざった返事。

そういえば昨日
書類にサインするときにメガネを使った。
そこまでは覚えている。
でも、そのあとどうしたのかが思い出せない。

いつもなら
メガネをケースに戻して
定位置に置くはずなのに——ない。

とはいえ
メガネがないと生活できないわけじゃない。

学校からの手紙は
スマホのカメラ機能“を”使って拡大して読んだ。
取りあえず、それで対応できた。

だから、
「まぁそのうち出てくるやろ」と思いながら
そのままお風呂に入った。

気づけば、 メガネのことは頭の中からすっかり消えていた。

「あぁっっ!!あったぁぁぁ〜っ!!」

夜、夕食の準備をしようと 冷蔵庫を開けた瞬間——

「あぁっっ!!あったぁぁぁ〜っ!!」

そこに
メガネがちょこんと
置かれていた。

昨日、書類を書いたあと
冷蔵庫を開けて食材を取り出したときに
代わりにメガネを置いてしまったらしい。

 

なんでここにおるん。

 

まずは自分を疑うことから

大人になると
何かトラブルが起きたとき
つい“うがった見方”をしてしまう。

物がなくなったとき
何かが壊れていたとき
時間を間違えたとき
約束を守られなかったとき
「言った」「言わない」の水掛け論になったとき。

つい
「誰かが…」
「相手が…」 と考えてしまう。

でも実際は
自分の “うっかり” が原因のことも多い。

 

まずは自分を疑う。
そのほうが、心が静かになる。

誰かを責める前に
自分の中の小さなズレを笑えるようになる。

それが
大人になってからの
ちょっとした心の余白なのかもしれない。

物事がうまくいかないとき、
つい誰かのせいにしたくなる。
でも、少し立ち止まって自分を見つめると、
心にふっと余白が戻ってくることがある。

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